野呂邦暢の通販情報の森

            

日が沈むのを (野呂邦暢小説集成2)

価格:3,456円 新品の出品:3,456円 中古品の出品:2,043円
コレクター商品の出品:316円
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干潟の原初的な沈黙?“瀕死の渡り鳥と死滅寸前の海に捧げる挽歌"である「鳥たちの河口」など、詩的感性の冴えわたる短篇を集成 単行本未収録の短篇二篇を掲載。作家の宮原昭夫氏によるエッセイ、および中野章子氏による作品解説を収録。 書容設計 羽良多平吉 「このぜいたくで移り気な、イメージの採集家は、まるで宝石を路上にこぼしながら歩いて行くように、こともなげにそれらを、ほんの一、二行で鮮やかに定着し、そして、惜しげもなく、たちまちそれを見捨てて、新しい細部に向って出発してしまう。……世界の本質は無関心である、という発見。それにはこっちからも無関心に、距離をもって眺める、という対応。すると“にわかに世界が好ましい細部を現してくる。"野呂文学のヴィヴィッドにふるえる視線の先に現れる宝石のような細部を説明するのに、これ以上の言葉は不要だ。」(宮原昭夫)
野呂邦暢小説集成5 諫早菖蒲日記・落城記 (野呂邦暢小説集成 5)

価格:3,564円 新品の出品:3,564円 中古品の出品:2,309円
コレクター商品の出品:400円
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幕末の諫早に生きる少女の瑞々しい視線、 潰走の船路に幻出する不知火、 籠城の衆の鬨― 故郷・諫早の歴史を繙き、のびやかな筆致で新境地となった、傑作小説群 初単行本化歴史小説短篇を四篇収録! 『死人の首』『平壌の雪』『不知火の梟雄』『筑前の白梅』 エッセイ 池内紀 解説 中野章子 監修 豊田健次 書容設計 羽良多平吉 「語り手を一人に限定するのは、一点集中の語りであって、この技法はカメラのファインダーに似ている。一点の覗き穴が威力を発揮する一方で、見る世界が小さく限られる。……野呂邦暢はつねに試みの尺度をきびしく設定した。『初めての歴史小説』にとりわけはっきりと見てとれる。四百枚をこえる三部作が、みごとに一つの覗き穴の視点に合わされ、その遠近法でもって、きびしく構成されている。語られる人と語り手が、たえず相手を見つめ合い、それが一種緊迫した生理的リズムを生み出してくる」(池内紀 本書
棕櫚の葉を風にそよがせよ (野呂邦暢小説集成1)

価格:3,024円 新品の出品:3,024円 中古品の出品:1,633円
コレクター商品の出品:2,800円
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故郷・諫早に根差し、日常の機微や自然を描いたものからミステリー、歴史小説まで、幅広いジャンルの作品を端正な文体によって描きながらも惜しくも早世した作家・野呂邦暢のみずみずしい筆致による初期作品をまとめます。 単行本未収録の貴重な短篇を掲載。作家の青来有一氏によるエッセイ、および中野章子氏による作品解説を収録。
水瓶座の少女 (野呂邦暢小説集成7)

価格:3,888円 新品の出品:3,888円 中古品の出品:2,717円
コレクター商品の出品:3,150円
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謎を秘めた同級生の少女、少年の思慕と死への衝動―? ?幻想小説・ジュニア小説など、? 初単行本化作品を中心とする多彩な後期傑作群 ?初単行本化作品?『水の中の絵馬』『神様の家』『黒板』『島にて』ほか?全十三篇収録?? エッセイ 坪内祐三 解説 中野章子 「……『別冊文藝春秋』や『別冊小説新潮』や『別冊小説宝石』はともかく『問題小説』や『sfアドベンチャー』、さらにシブいところでは『太陽』や『カイエ』(『ユリイカ』と並ぶカルチャー誌)などに執筆しているのだ。ただし多作であっても作品の質に乱れは感じない。共通するのは夫婦を中心とした男女の心のスレ違いだ。……野呂はなぜ忙しくなってしまったのだろう。それはまさに生き急ぎと言って良い忙しさだった。それを解くカギがこの巻の小説群にある」(坪内祐三 本書掲載エッセイより) 監修 豊田健次 書容設計 editorial design 羽良多平吉
野呂邦暢小説集成〈3〉草のつるぎ (野呂邦暢小説集成 3)

価格:3,240円 新品の出品:3,240円 中古品の出品:1,934円
コレクター商品の出品:1,800円
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匍匐、早駆け、射撃訓練、そして咽をしめつける渇き― 新人自衛隊員たちの日常と肉体の煌きを描画し、芥川賞を受賞した「草のつるぎ」など、「言葉の風景画家」(川村二郎)とも評された作家・野呂邦暢が、真率な視線によって描いた、珠玉の作品群。 未単行本化作品であった、傑作連作小説「水辺の町」を全篇収録。 堀江敏幸氏の書き下ろしエッセイ「乾いた井戸の底から」を収録 解説:中野章子 エディトリアルデザイン:羽良多平吉 「草のつるぎがペンだとしたら、夏の一滴はそれを浸すインクだろう。……空の井戸が井戸として機能するには、その雨を待たなければならないという撞着の真の 意味を、語り手はここで深く感じ取っている。なぜなら、この堂々巡りに似た論理の破綻こそが書くという行為なのであり、変わった変わらないの状態を残しながら先に進むための唯一の迂路だからである。インクはわずかにペン先を湿らせたあとふたたび干上がら
猟銃・愛についてのデッサン (野呂邦暢小説集成6)

価格:3,564円 新品の出品:3,564円 中古品の出品:1,869円
コレクター商品の出品:1,800円
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一冊の古書の謎と秘められた過去を探す旅、 “ふたりの女"と心の深淵―― 愛と哀感を軽やかに描く連作、 ミステリー作品など、後期傑作全二十一篇 初単行本化作品『縛られた男』『まぼろしの御嶽』『ある殺人』『ドアの向う側』ほか全十篇収録 エッセイ 福間健二 解説 中野章子 「一九七〇年代の社会の『幸福』に対してあまり上手に歯車を合わせられない暗い心の行方を、野呂邦暢の小説は追っていた。言わずもがなかもしれないが、それは人が環境に負けていくだけの自然主義ではない。物語の流れをせきとめるような詩的凝縮点をつくる。そこに、夢を封じた先の、それでも人が人であり、若者が若者であることへの励ましとなるような息づかいを感じた」(福間健二 本書掲載エッセイより) 監修 豊田健次 書容設計 editorial design 羽良多平吉
「詩」という場所―井上靖・高見順・野呂邦暢・村山槐多

価格:1,296円 新品の出品: 中古品の出品:448円
コレクター商品の出品:4,800円
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草のつるぎ (1974年)

価格:950円 新品の出品: 中古品の出品:148円
コレクター商品の出品:500円
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第70回(昭和48年度下半期) 芥川賞受賞
王国そして地図 (1977年)

価格:771円 新品の出品: 中古品の出品:1,000円
コレクター商品の出品:15,000円
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海辺の広い庭 (1973年)

価格:2,808円 新品の出品: 中古品の出品:1,591円
コレクター商品の出品:5,800円
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