現代柔侠伝15 ![]() 価格:637円 新品の出品:円 中古品の出品:36円 コレクター商品の出品:51円 カスタマーレビュー 昭和35年(1960年)の6月15日……アイク訪日反対、岸井内閣打倒、新安保阻止のスローガンのもとに、全学連は国会に突入……。その時に、南通用門で一人の女子学生が虐殺された。樺美智子さんである。協同通信社社会部の正社員となった正義の人、柳勘一はその“死の現場”を含めて、いろいろな事柄をつぶさにメモをして、自分なりの戦いに奮闘し、また“次の戦い”にも備えるのであった。暴力団・鉄心会との戦いは完全に宿命のようで、九炭争議でも激しいバトルを繰り広げる。だが、滝村のひきいる人民軍隊も緒戦ほどのはなばなしい活躍は望めなくなりつつあって、徐々に苦境に立たされる。けれども、化け物屋敷のようではあるが、梁山泊道場という道場を持てたのは、柳勘一の独立独歩を決定づけるものであって、これからの人生の大きな糧になるに違いない。また、吹雪茜との関係は、相変わらずだが、お炭さんとは、これ以上の進展はナシ……をも予感さ |
現代柔侠伝14 ![]() 価格:6,804円 新品の出品:円 中古品の出品:149円 コレクター商品の出品:1,197円 カスタマーレビュー 1960年(昭和35年)は、日米安保と九炭(九州炭鉱)争議で、大揺れに揺れた厳しい1年であった。「諸悪追放に敢然と立ち向かう」正義の人、柳勘一もこの二つの闘争には、積極的に関わるようになる。九炭争議では、労組側を支援し、共に激しく闘う。そのため、スト破りの鉄心会に命を狙われ、瀕死の重傷まで負ってしまう。白色テロルで生死の境をさまよう柳勘一、主人公が不在のまま、この作品も終わってしまうのか。ドキドキ、ハラハラの展開は、ますます本格化してきた様子。一読者としても、絶対に見逃すわけにはいかない日々が続くのであった。 |
現代柔侠伝3 ![]() 価格:6,912円 新品の出品:円 中古品の出品:1,300円 コレクター商品の出品:3,500円 カスタマーレビュー 道場主に見込まれ、青森の“梵天道場”で合気道の修行をした勘一は、北海道から鹿児島へと巡業の旅をつづける。まだ幼いとはいえ、サーカス団の一員の勘一は、日本中を旅してまわるのも仕事なのだ。けれども、鹿児島の旅は勘一少年に幸運をもたらす。青森の梵天先生の古い友人の徳三砲という人物をとおし、柔道と出合うのだ。愛くるしくはあるが、陽気で正義感も強い勘一少年には、まさにうってつけの幸運な出会いだった。時代は、まだ戦後の昭和24年。ghqの意向ばかりが優先される時代であったが、わが国のヤクザやテキヤの勃興ぶりもめざましい(そして忘れてならないのが、戦後の三大鉄道事件。下山、三鷹、松川事件だ。これらの事件の疑惑についてもこの3巻にくわしいので、ぜひご一読を)。また、柳家に関していえば、奥さんの朝子が婦人警官を辞め、いろんな困難をのりこえながらも、勘太郎の元に戻ることになるのが嬉しい。 |
柔侠伝 全3巻 バロン吉元 中央公論社 [マーケットプレイス コミックセット] ![]() 価格:6,804円 新品の出品:円 中古品の出品:2,490円 コレクター商品の出品:6,000円 カスタマーレビュー この愛蔵版は柔侠伝と昭和柔侠伝がセットになったもので、天才柔道家三代の生きざまを、明治・大正・昭和にまたがる大河ドラマとして描いた、胸を熱くする傑作漫画です。 愛蔵版では初代の柳勘九朗から二代目の柳勘太郎の青年期が、そして三代目の柳勘一が生まれたところまでが描かれています。 魅力に溢れた主人公と、とりまく仲間、女性達もまた劣らずに魅力的で、1970年代夢中で読んだ記憶が蘇ります。 |